【色についてT 赤・黄・青】































































蔵「はい。いきなりですが、“赤”でイメージするものはなんですか?」

幽「おう。ほんといきなりだな(笑)」

幽「赤・・・。やっぱ、“りんご”だろ?」

桑「甘い! 甘すぎだ! 浦飯。赤と言や、やっぱ“牛”だろ!うし。ぎゅうだ!!」

幽「なんで、牛なんだよ。牛はあれだろ、あ〜・・・、白と黒だろ?」


桑「あちゃ〜・・・。これだから学のないやつぁ〜、こまるぜ。」

桑「牛は。闘牛士! 赤いマントは常識だぜ?浦飯〜(にやり)」

幽「うるせえ。何が牛だ!赤はりんごって決まってらぁ! なぁ、蔵馬!」

蔵「(・・・いや、俺に同意求められても・・・。)

  りんごと牛ですか。俺は、赤で連想するモノは、やっぱり紅葉(こうよう)ですね。」

蔵「夕日の赤も捨てがたいですけど。やっぱり赤は、紅葉が一番です(微笑み)」

幽・桑(・・・じじくせ〜な〜) 蔵「何か言いましたか?(^^)」

幽・桑「い、いや。なんも・・・。(焦)」

桑「じゃあ、オメェ〜(飛影)は?」

飛「・・・血だな」

桑「はぁ?」

飛「殺したての血だ。」

幽・桑(・・・飛影らしいと言や、らしいが・・・)

蔵「飛影。血は、切る場所によって色違いますよ?」

蔵「切る場所によっては、黒いんですよね。ドロドロにね♪」

幽(いや・・。そういう問題じゃ・・・(焦))

桑「・・・」(何やら想像して、気持ち悪くなったらしい・・・)

蔵「・・・桑原君どうしました?」

飛「拾い食いでもして、腹でもこわしたんだろ。(ふん。)」

蔵「それは、大変ですね。薬、飲みますか?」

桑「いや、いい・・・。(こいつらに。俺の繊細な心は理解できね〜な・・・。)」


















































幽「なあ、じゃあ。黄色はなんだ?」

蔵「俺は“光”ですね。まぶし過ぎて、俺たち妖怪には手の届かないモノってイメージがありますね」

幽「へー・・・。」

蔵「あとは、“威厳”や“誇り”でしょうか?」

幽「イゲンとホコリか・・・。(なんか難しいな・・・)」

幽「じゃ、お前は?(飛影に話かける)」

飛「“バナナ”だ]

幽「はあぁ?」

飛「ふん。幽助、バナナを知らんのか?」

蔵「昨日食べたんですよね。俺の家に来たときね。」

飛「あれは、けっこう美味かった。」

蔵「はいはい。今度来るときまでに用意しておきますね。」

幽「バナナとは、おこちゃまだな。飛影君」

幽「黄色と言や〜。“パイナップル”で決定だな!」

蔵(バナナもパイナップルも、いい勝負ですけどね・・・)




蔵「桑原君は、何だと思いますか?」

桑「俺か? う〜ん。俺は、“ひまわり”だな」

桑「ひまわり=夏って感じだからな。黄色=“夏”ってのもありだな!」

幽「なに〜。黄色が夏だぁ?聞き捨てならねぇな。」



>>





























































幽「夏は“青”だ!青!」

幽「真夏の海。青い海!黄色が夏なんて邪道だぜ!」

桑「何が。邪道だ! おめえには、この俺様の繊細かつ豊かな発想力が

  理解できないだけだぜ!青は、“青春”だと相場が決まってんだ!」

幽「ぷぷぷ。青春・・・。ダッセ〜(笑)」

幽「青春の“せい”の字が“青”ってだけジャンか(ぷぷぷ)」

桑「うるへー。浦飯!」

蔵「幽助。良いんですよ。イメージなんですから。」

幽「そういうお前は、何だと思うんだ?」 蔵「え!? 俺、ですか?」

蔵「そうですね・・・。青は、“空”ですね。」

桑「お、いいねぇ。青い空、白い雲ってか?」

蔵「はい。月並みですが、青といえば空だと思います。」

飛「空か? くだらんな・・・」

蔵 「そうですね。人によってイメージはことなりますからね。それじゃ、飛影は、青で何を連想しますか?」

飛「食料だ」

蔵「・・・食料?」

幽「何でだよ? 何で青が食いモンなんだ?」

飛「空を見ても、腹はふくれん。」

蔵「飛影・・・。それって、単に、お腹が減っただけなんですね?」

飛「・・・うるさい。」

蔵「じゃあ、これから食べに行きますか?」

桑「そういや。小腹がすいたな」

蔵「俺、いい店知ってるんですよね」

飛「お前が行きたいというなら。ついて行ってやってもいい。」

幽「お。どこだ?蔵馬のお勧めって?」

蔵「皿屋敷の、駅東の・・・」

幽「うんうん。皿屋敷の・・、駅の・・・」

蔵「屋台のラーメンです」

幽「屋台のラーメン屋かって、おいっ。それって俺の店じゃねーか」

蔵「はい。俺のお勧め店です(にっこり)」

幽「ちっ。しゃーねーな。とびきりうまいの作ってやるぜ!」

桑「じゃあ。決まりだな。よし。行くべー!」



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■ひとこと■
子犬がじゃれ合うような、見ていてほほえましい
彼等が好きです(苦笑)
・・・というか、蔵馬は別として、
飛影は果たしてこんな話に参加するのでしょうか?(いや、しないだろう/反語)