かみさま と けいやく する ほうほう
神さまと契約する方法
オレだけのヨリシロになって・・・。大丈夫、きっと君を守るから。
『願い』を言葉で、俺に伝えて・・・
構想のみです。現在よりやや未来の設定、学園+和風+神さまモノです
2009.11/23 国内情勢UP
-ストーリー | ||||||||||
■ストーリー■ 2050年。神の国日本。 神さまが、とても近い存在として当たり前のようにいる世界。 そんな日本国-にっぽんこく-の ヨリシロ人-よりしろびと-の学校に通う八雲 円(やくも まどか/名前変更可能) は、進級試験の『神さまと契約』の儀を受けるのだが・・・ 果たして、無事、貴方だけの『神さま』と契約することができるだろうか? |
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-登場人物 | ||||||||||
八雲 円(やくも まどか/主人公) ヨリシロ人訓練生の一人。『願う力』が特に強く、同期生の中でもっとも有望視されている生徒。 「私の願った結果は、それは間違いかもしれない。けれど、今の私の願いは、私の『願いに』に忠実であることだけ」 《性格》 堅物、真面目、奥手 《武器》 力としての形(武器)は『名刀正宗』 |
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山瀬 清臣(やませ きよおみ) 神さまの一人。円(主人公)の神さま候補。 日本国でもっとも貴重とされる『万物に宿るものの力』の所有者。 特に『修復』関係の願いを得意とする、神さま。 「大丈夫、俺は必ずお前を守る。だからこの手をとって欲しい・・・」 《性格》 軟派&時々硬派 《武器》 修復の神の力 |
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月見 一也(つきみ かずや) 灰色(グレイクラス)の一人。ヨリシロ人。円の試練の儀のためか、さまざまな儀を仕掛け込む。いかにも灰色らしい、堅物。スケジュール管理とその遂行の報告書作りが趣味。 「ふう。やれやれ、スケジュール通りにこなしなさいと、いつも言っているでしょうに・・・」 《性格》 知的、何気に頑固 大人な落ち着き 《武器》 『薙刀(なぎなた)』 |
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切羽 ののみ(せっぱ ののみ) 神さまの一人。おさない神さま。月見の神さま。『ねむり』関係の願いを得意とする。 「月見ぃ、ののみこれだけ?」 切羽 ゆきひと(せっぱ ゆきひと) 神さまの一人。ののみの双子の兄。月見の神さま。『破壊』関係の願いを得意とする。 |
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八雲 燐(やくも りん) 円(主人公)の姉。神さま。力を使い果たしたため、衰弱死。 『病』事の願いを得意とした。 新井 智助(にい さとすけ) 反、神制度の人間。灰色の絶対権限に反対する組織所属。 円の神の儀を妨害する。 芝原 裕樹(しばはら ゆうき) 政府認定の受けていない、神さま・・・?円の前に現れる不思議な人物。 『水』関係の願いを得意とするらしいが・・・ 川内 卓真日本大臣 (かわうち たくま にっぽんだいじん) 日本の最高責任者。鎖国後就任し、衆参議院を廃止した本人。 どうやら彼自身も『神さま』らしい、『法』関係の願いを得意とするとされている。 |
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-メモ 《世界観・基本》 | ||||||||||
神さま -かみさま- この国において、『神』はとても身近に存在する。 それは、自分の『兄が神』であるとか、隣の『娘さんが神』であるとか、 とにかく、普通に生活する人のなかに『神さま』が存在する。 『神さま』は日本国政府によって、認証され、一定の権限を与えられている。 が、その生命までもは保証されていないらしい。 ヨリシロ人-よりしろびと- 神さまを宿らせる器。1人の神さまにつき、1人のヨリシロ人。 ヨリシロには、『思う力』や『願う力』といった、力が要求され、その思いが強ければ強いほど良いとされる。 ただ、その願いに際限はなく、清らかな願いから、醜い貪欲な願いまで含まれる。 『願われる力』 神さまの力は、『願われる力』と呼ばれ、ほぼ、不可能なことは無く、発揮される。 しかし、神さま自身に『願う力』はなく、ヨリシロビトと呼ばれるパートナーの『願う力』より 発動が可能となる。 その為、『神さま』は『ヨリシロ』と契約を交わす。 神の力発動の制限 「神の力の発動は、言葉で伝えなければならない」 神への願う力は、【言葉】として発さないと有効でない。(思いは強く願っても、形/言葉/として相手に伝えないと意味を成さない)。タイムラグは可能。昔言われた願いでも、神が覚えていれば、発動は可能。 力としての形(武器) ・武器は実際の刀ではなく、『願う力』によって、出現する刀となります。 ・強度や、破壊力等はその『願う力』の強弱により決定されます。 日本国 -にっぽんこく- グローバル化する世界において(食料汚染、テロの脅威、移民入流によるウイルスの拡大・・・。それ等の対抗策として)、鎖国という名の外交に出た国。これにより、物質、情報、人の流通がストップした。 しかし、政府は、未だ、明確な指針を出すことができず、政治は迷走を続けている。 2050 鎖国開始 2051 日本各地で神が発見される 2052 神憔悴により死亡多発により 神法発足、『ヨリシロ・プロジェクト』開始 鎖国開始から、丁度一年が通過した時、日本各地で『神』が出現し始めた。 始め、『神』は、さまざまな人々の、さまざまな願いをかなえ続け、この混迷した日本において 国民の不満の捌け口として好都合であると、政府は判断し、 『神さま』の認定に至る。 しかし、『神』は願いをかなえ続け、衰弱し全て死亡してしまった、経緯を重く受け止め、政府は、今後出現する神の力を制御するための方法として、神法「ヨリシロ・プロジェクト」を作成した。 水 -みず- 資源の乏しい、日本国において唯一無限に存在する資源。 水質管理庁が国土ほぼ全ての水を管理し、政治混乱の続く日本国において、正常に機能している組織の一つ。 灰色 -グレイクラス- いわゆる、官僚・天下り団体の職員。鎖国を期に政治家(衆参議院)制度が廃止され、国の全権を握る事になった国家公務員。しかし、『絶対権限』と同時に、『絶対責任』も不随される結果となったため、国土再建に力を注がざる得ない状況になっていく。 |
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-メモ2 《国内情勢》 |
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●神さまと契約する方法 《日本情勢・資料》
●反、神制度と水質管理局の関係 -後日記載- とりあえず、水は現在鎖国中の日本国にとって、貴重な資源である。 石油、プルトニウム(核反応による電力)の輸入がストップしているため、 水による 発電 水分解による水素→水素核融合炉→発電 がエネルギーの90%を占めている為、水はとにかく必要であり不可欠な資源。(詳しくは エネルギー問題参照) 清臣は「水って飲むってだけのもんだろ?」 「何を言っているのよ、水は『大切な資源』だって、学校でも習ったでしょう?」と円とのやり取りをみると、水の資源活用は中学あたりで普通に習う一般常識らしい。 ●法神(大臣)の力と神法 -後日記載- ●神の力の範囲 神の力の範囲は日本国のみで発揮。現在鎖国中であるため、また、神法により、海外への渡航はできない。日本海域での 資源確保の際、海上での使用は確認されている。 が、円が海上での任務の際、日本領土外にはに間違って出てしまいそうになったが、不思議なことに、出ることはできなかった。 「何か見えない「壁」みたいな物があるのかしら?」と円は首を捻った。 ●神の死と修復の神の力 力を使いすぎると、肉体的精神的負担が大きくなり、死にいたってしまう。 たとえば、円の「願う力」で清臣(神さま)の疲労を回復させても、願われた(力を使った)清臣は結局自分を、回復させる為にまた疲労するので、あまり意味はないが、なんとなく気持ち的には浮上するらしい。心配されて嬉しいv けれど、、清臣には、生物を回復させる事はできない(他の神のように苦手でできない等ではなく、もともと『制約としてできない』ので、(上記の願いは)結局無理。 「月見ぃ、どこかいたいの?怪我したの? いっぱいいっぱいいっぱい『願ってね』そしたら、ののみが治してあげる。」 「大丈夫ですよ。ののみさん。私はどこも痛くありませんから。」 と、月見はののみの頭を優しくなでた。 (あまり得意ではない「願い」はののみ達(神)に負担をかけるので、『願わない』月見であった。) ●日本の資源 《水》 ・滝やダムの高低さによる電力発電 ・水素獲得 (核融合炉) ・工業・農耕用水として一年を通して、安定的に使用可能 《メタンハイドレート》 「燃える石」と呼ばれる固体物質 酸素と結合するとエネルギーを発する → 2038年頃から石油に代わるエネルギーとして代用されている 石油や石炭に比べ燃焼時の二酸化炭素排出量がおよそ半分であるため、地球温暖化対策としても有効な新エネルギーであるとされる(日本海域/本州、四国、九州西日本地方の南海域に現存する) 採掘施設の老朽化(または 反、神制度の奇襲、鯨の群れによる破壊?)等により、円は海上にでることになる。 日本国海軍船に乗船できると、清臣は大変喜んでいた。(設定:円、清臣 、月見とか 誰かが船酔いしやすい体質で、グロッキーだとなお嬉しい) 《神さま》 当たり前に存在する人間のなかに、当たり前に存在し始めた存在。 確認されている神さまは(能力は) ・修復 ・ねむり ・破壊 ・法 ・病 ・磁力 ・植物 ・水(政府未認証) ・緩和?( 〃 )など ・ ●自然環境《政府発表》 ・花粉症 鎖国が始まってから、不思議なことに花粉症の患者が激減した。材木の輸入がストップされたため、放置されていた、日本国もともとの木材資源の杉の活用をせざる得なくなる。その結果政府主導で山林の整備を余儀なくされ、杉などの管理がなされるようになり、花粉の飛散値が激減されたとの見方が強いが、現在、データー収集中。 最近清臣も「花粉症が治った!」と喜んでいた。(神さまなのに、花粉症も治せないのが不憫。誰も願ってくれなかったため) ・秋の消失 異常気象の為、約15年間秋の季節が完全に消滅した。このまま『秋』という季節が消失するかと思われたが、鎖国前後より『秋』が回復する。現在では、秋の季節に2度『紅葉』が確認される。 秋消滅時:春→夏→冬 現在 :春→夏→秋(紅葉→葉枯れ→紅葉)→冬 よって円達、青少年は「秋」の季節を知らずに生活をしていたため(生まれた頃は秋はあったが、幼すぎて覚えてない)、今年見られ始めた「秋」特有の色彩の美しさ 空の高さ、物悲しさetcの美しさに心奪われる。 ・氷河期 『地球は現在、氷河期に突入を開始している』との、政府情報が発信された。しかし、億年単位の地球年表から見た氷河期突入であるため、短期で上昇した地球温暖化の影響の方が、人類から見ればはるかに脅威とされる。 ・地球温暖化 日本の環境技術の国外移転により、二酸化酸素の排出量は50年前に比べ、その排出加速度は極端に減少している。が、40〜60年前の排出量があまりにも多かったため、地球の自然環境がいまだそれらを消化できておらず、温暖化の危惧はいまだ晴れていない。 「世界中が、国益を優先させた愚行故の結果ですね」と月見が冷ややかに言っていた。 《鎖国による弊害》 ●エネルギー 問題 ・電気 (外国より エネルギー(プルトニウム)輸入→核融合→ エネルギー→電気) 豪国(オーストラリア)よりのウラン輸入がストップしたため 原子炉の活用が鎖国後すぐに停止された。 現在は水素による核融合炉30%、水力60% 生物(藻)5% メタンハイドレート 4% 地熱・その他1%の移行をしていたので電力規制(電気の使用量の制限などの案もあったが)、今のところ大きな混乱は見られない。 核融合炉(水素/ヘリウム) 重い原子であるウラニウムやプルトニウムの原子核分裂反応を使った核分裂炉に対して、軽い原子である水素やヘリウムを使った核融合反応を使ったのが核融合炉である。(参照:ウィキペディア) 水→電気分解→水素→エネルギー→電気 日本のウラン鉱山 1955年鳥取県ウラン鉱床発見。 ウラン濃縮原型プラント建設(しかし、品質が低く採算に合わないため、採掘は中止。) 2001年 ウラン濃縮原型プラントも閉鎖。(参照:ウィキペディア) ●石油繊維 アフリカの油田採掘権 と ロシアよりの油田経路(何気に鎖国するちょっと前から友好国となった)が 鎖国により遮断。 石油の依存が絶望的となる。 工業、一般衣料品等の石油繊維から、麻、繭等の自然繊維への切り替えを余儀なくされている。 そのため、各地で 蚕(かいこ)と麻、綿の農家を増加させ 政府は対応を図るが、後継者不足により栽培の継承がなっされていなかったため、混迷中(現在 急ピッチで農業をになう若者を育成中)。 ●食料 ビル培養と土 農業には、ビル内で植物を水溶栽培している施設もかなりある。企業として運営されている数も多いが、供給が追いつかず、土栽培の方が、自然に近い食料ということで人気が高い。 ●鎖国と輸出 日本の輸出産業は 工業用の特殊機器 と 技術料 がほぼ100% であったが、 鎖国により外資獲得は0 (鎖国前の継続委託料は別だが、情報経路も遮断されているためか、日本国口座への振込みはない状態が続いている) ●天気予報 衛星が某国の残骸(いらなくなった衛星を破壊)した際の破片により、損傷をうけ、現在、人工衛星ひまわりは故障中。 のため、天気予報はかなりいい加減。 「・・・やっぱり降ったわね。うん、自分を信じて傘を持ってきておいてよかった。」 |